地域助け合い事業

人口減少や高齢化が進行している佐治町において、これからも住み慣れた地域に住み続けていける仕組みの一つとして、特定非営利活動法人さじ未来がいろいろな困りごとなどにお助け要員を派遣する、住民主体による事業のことです。 

事業イメージとしては、「佐治町住民同士による人材派遣」のイメージです。

ある事業では助けられた側が、別の事業では助ける側になり得るのがこの「地域助け合い事業」の特徴です。このように地域の皆さんの人的なつながりやネットワークを広げていき、近い将来に、この地域助け合い事業を佐治町に欠かすことのできない仕組みとして確立していけるよう取り組んでいきたいと思いますので、どんどん遠慮なくまずはご相談ください!! 

※令和元年10月より事業開始

●助け合い事業メニューについて雪かき・家事支援等の9事業+その他事業です。※各事業メニューの登録者数は令和2年6月1日時点

1:雪かき支援(登録者20名)

家周辺の雪かき、歩行式除雪機を使った里道の雪かき等

2:荷物運搬支援(登録者20名)

ごみステーションへのごみ出し、家庭用大型ごみを処理施設に運搬等

3:墓地管理支援(登録者12名)

墓掃除、花立等

4:相談支援(登録者14名)

高齢者の話し相手、悩み相談等


5:家事支援(登録者12名)

洗濯、家庭内外の掃除、簡易な大工仕事、簡易な備品交換作業、庭の手入れ、トイレのつまり解消、食事準備等

6:簡易な農林作業支援(登録者20名)

耕運機等での畑の耕運、苗ものへの水やり、家周り・畑の草刈り等
※草刈りについては各自がカマ・草刈り機を持参してもらいます

7:鳥獣対策支援(登録者13名)

イノシシやシカなど有害鳥獣の侵入防止柵設置・捕獲罠の設置等
※捕獲罠の設置は猟友会の方など有資格者のみ設置可能

8:子育て・介護支援(登録者9名)

産後の身の回り手伝い、子守り、子どもの遊び相手、子どもへの弁当の配達、介護支援(買い物などに出ている間だけの短時間の世話)等


9:電子機器操作支援(登録者8名)

パソコン・スマートフォン・タブレットの操作指導、申請書類提出時のパソコン・ワープロの入力代行等

10:その他の事業(登録者6名)

絵本の読み聞かせ・各種書類等の作成事務(手書き)・インターネットでの買い物代行・家庭教師(学習指導)・大掃除等
※このメニューに関しては、登録者からの回答を元に今後も追加していく予定です



※当面の助け合い事業の内容(メニュー)は、設備や施設等がいらないもので、出来るものから取り組むものです。したがって、今後、県・市の補助金制度の活用などの準備を進め逐次、事業内容(メニュー)の追加に取り組んでいく予定です。


●利用料金など

 ①軽作業:1,100円/1時間当り
 内容・・・要員が用具等を持っていく必要が無い事業など

 ②普通作業:1,300円/1時間当り 
 内容・・・要員が草刈り機用具等を持っていく必要がある事業など
 ※軽作業以外の肉体労働的な作業
 ※草刈り等機械の燃料料金は、作業料金に加えて別途負担となります
 (200円/1時間当り)

 ③その他特殊作業:要相談
 内容・・・家屋の取り壊しなど、特殊な資格・機械が必要な作業

 ④留意事項: 
 ※お助け要員が複数必要な作業の場合、上記料金は、
    1 人 1 時 間 当 り の 料金とさせていただく場合があります。
 ※上記料金はNPO会員加入済み集落での料金です。ご依頼者の集落がNPO会員外の場合の
  利用料金は、上記料金の5割増しとさせていただきます。
 ※利用申し込みが重複した際は、会員を優先させていただきます。
 ※作業日・時間は原則、平日8:30~17:00で依頼者と相談して決定します。
  ただし、要望により休日実施も可

●NPO事務局への作業申し込み等の流れ 

        手順1:何か困りごとがあれば上記1~9「助け合い事業メニューリスト」から依頼したい

            事業内容を選ぶ

        手順2:事務局に電話で相談・申し込みをする

           (または定期的に市報または新聞折込で配布している「地域助け合い事業受付チラシ」

            裏面の、申込用紙に必要事項を記入して提出する)

        手順3:事務局がお助け要員を選任し、現地に派遣して作業実施 

手順4:作業終了後に、事務局が申込者に利用料金の請求をおこない、申し込み者は事務局へ利用料金を支払う

 

手順5:事務局が、依頼の都度(またはゴミステーションへのゴミ出し支援など定期契約なら1か月分をまとめて)お助け要員に手当(賃金等)を支払う